2021年7月21日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:『封内土産考』著者・里見藤右衛門について(藤方博之) 里見藤右衛門によって寛政10年(1798)に著わされた『封内土産考』は、仙台藩領内の物産を122種取りあげて解説した書物です。翻刻されて鈴木省三編『仙台叢書 第三巻』(仙台叢書刊行会、1923年)に収められており、研究上 […]
2021年7月15日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:江戸町奉行所の「言上帳」に記録されていた東北諸藩の領民の「欠落」「久離」「出奔」(坂本忠久) 近世都市・江戸において、「言上帳」と呼ばれる書類が、その都市行政遂行の際に極めて重要な位置を占めていたことはよく知られているところです。それは、南北両町奉行所に常備されており、市中の町々から日々提出される相続、欠落、捨子 […]
2021年6月24日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:仙台藩と鶴(後藤三夫) ツル類は、現在では北海道釧路湿原だけにタンチョウが繁殖生息し、あとはナベヅル、マナツルが鹿児島県出水市などに越冬飛来(渡り鳥)する限定的な種です。なお、まれにソデグロヅル、カナダヅル、アネハヅル、クロヅルが迷い込み飛来す […]
2021年6月17日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:古文書サロンの紹介(兵庫県姫路市での民間活動)(室山京子) 兵庫県姫路市大塩公民館を会場として「古文書サロン」を開催しています。参加者は姫路市内外にお住まいの一般市民約15名です。姫路大学での古文書ボランティア活動を前身として、2019年に会の名称と活動場所を改め、新たなメンバー […]
2021年6月3日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:宮城県立白石中学校の学校行事―『白石実業新報』の翻刻作業から―(阿部さやか) 『白石実業新報』(明治44年〈1911〉2月11日創刊、大正3年〈1914〉4月21日発行号まで現存)には、白石町(現:白石市)およびその周辺の学校に関する記事も多くみられます。今回はその中から宮城県立白石中学校の行事に […]
2021年5月20日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:8代将軍徳川吉宗とライチョウ(中尾喜代美) 日本の本州中部の高山帯に生息しているライチョウは、国の特別天然記念物で絶滅の危機に瀕している鳥です。近年は生息環境の悪化に伴い、個体数が急激に減少しています。ライチョウの保全について理解を深めていくため、昨年(2020年 […]
2021年4月22日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:「東北」の製鉄業の《光と影》(鈴木淳世) 人類は紀元前から鉄を採取・製錬・加工し、文明を維持・発展させてきました。日本列島の人びともまた例外ではありません。古代から砂鉄を採取・製錬し、農具・武具・貨幣・調理器具などの原材料として活用してきました。特に、「東北」の […]
2021年3月11日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:地方藩の絵画制作状況を理解するために(菅沼楓) 江戸時代は小藩、大藩含め多数の藩が全国各地に存在し、藩ごとに文化や思想が爛熟した時代でした。そして、それが現在見られる地方色の土台にもなっています。絵画に関しては、藩の多くが幕府に倣い狩野派の絵師を抱えており、あくまでも […]
2021年3月2日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:福島県石川町の歴史と町史資料目録(石渡直子) 福島県石川郡石川町は、県の中通り地方やや南よりに位置し、最近は「日本三大ペグマタイト鉱物の産地」、あるいは東北初の自由民権結社「石陽社」(前身は「有志会議」)発祥の地として注目をあびることも多くなってきました。源有光を祖 […]
2021年2月15日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム: 『「慶應四戊辰日記」~“わが家に薩摩兵が来た!”遭遇した庄屋の体験記~』の紹介(佐原崇彦) 「六月二十四日、・・・棚倉が落城しました。棚倉藩家中全員が逃げ落ちます。今夕は、私共の村のような山中にまで、百人程の老人・子供・婦人・病人が宿を借りようと、強引に入って来ました。当惑です。・・・六月二十六日、・・・天気で […]