2024年4月18日 / 最終更新日 : 2024年4月19日 uehiro-admin-main コラム 「白河家文書」解読への挑戦(扇明美) 岩出山古文書を読む会では、3つの古文書講座を開講しています。それは広く一般の人達に古文書に触れる機会を作り、古文書を読み解く面白さを味わって貰おうという趣旨からです。その事は古文書を通して地域の歴史に興味を抱き、地域の […]
2024年3月28日 / 最終更新日 : 2024年3月28日 uehiro-admin-main コラム 佐賀藩のライバル?(伊藤昭弘) 3月4日の歴史資料学研究会にて、文政期の佐賀藩における御家騒動(家格の上昇をめぐり佐賀9代藩主鍋島斉直と重臣たちが対立し、斉直が隠居するに至った)について報告しました。そのさい、佐賀藩鍋島家が家格においていわば「ライバ […]
2024年3月21日 / 最終更新日 : 2024年3月21日 uehiro-admin-main コラム 「山形県朝日町鈴木清助家文書」の『旅泊帳』-明治時代の旅行の一断面-(竹原万雄) 当部門では「山形県朝日町鈴木清助家文書」の調査を進めています。鈴木清助家は江戸時代に青苧(あおそ)をはじめ木綿・塩・油などの商品で財を蓄え、金融業も行い、地主として成長、近代には事業家として発展しました。大谷(おおや) […]
2024年3月13日 / 最終更新日 : 2024年3月13日 uehiro-admin-main コラム 2018年西日本豪雨被災資料『倉敷市真備 土師家文書報告書Ⅰ』刊行のお知らせ(室山京子) このたび、岡山大学文明動態学研究所より『倉敷市真備 土師家文書報告書Ⅰ』を刊行しました。この報告書は2018年7月の豪雨災害によって水損し、レスキューされた被災資料の一つである土師家文書を取り上げています。レスキュー資 […]
2024年2月22日 / 最終更新日 : 2024年2月26日 uehiro-admin-main コラム コラム:北上山地奥地に残されていた蔵書の山(鈴木淳世) 岩手県の県庁所在地・盛岡市の北東、北上山地の只中に葛巻町(くずまきまち)という小さな町があります。険しく冷涼な山間の町ですが、江戸時代には八戸藩・軽米通の交通の要衝として栄え、豊かな文化が育まれていました。その文化の成 […]
2024年1月25日 / 最終更新日 : 2024年1月25日 uehiro-admin-main コラム コラム:日本酒をめぐる近代史(吉川紗里矢) 今の職場(税務大学校税務情報センター)に奉職してから、近代酒税の歴史や酒造りの史資料に触れるようになりました。租税の歴史は、知っているようで知らない分野です。高等学校の日本史でも、古代の租庸調から近世の年貢や運上、冥加 […]
2024年1月20日 / 最終更新日 : 2024年3月12日 uehiro-admin-main コラム 宮城資料ネット20周年シンポジウム「いくつもの災害を超えて」(川内淳史) 今年は年始早々、これまでにない多難を予感させる年明けとなりました。とりわけ元日に石川県を震源に発生した能登半島地震では、震度7を記録した地震による家屋倒壊のみならず、能登半島や富山湾、新潟県の直江津までにおよぶ津波被害 […]
2023年12月20日 / 最終更新日 : 2024年1月30日 uehiro-admin-main コラム コラム:気象史料としての『承政院日記』(程永超) 『承政院日記』は、朝鮮王朝や大韓帝国の官庁である承政院(王命の出納を司る機関、朝鮮国王の秘書室に相当)による記録であり、朝鮮国王の命令や文書、国王と臣下とのやりとりなどを日単位で記録した史料です。『朝鮮王朝実録』と並び […]
2023年11月16日 / 最終更新日 : 2023年11月16日 uehiro-admin-main コラム コラム:裁判をするのも命がけ、な中世(石川光年) 私の専攻は日本中世の法や裁判についての研究です。というと大変難しそうな研究分野で(実際難しいのですが)、なぜそんな研究をやっているのだ、と言われてしまいそうです。ただ、史料を読んでみると中世の人々も、勝訴のためにさまざ […]
2023年9月29日 / 最終更新日 : 2023年10月24日 uehiro-admin-main コラム コラム:「拓本の力」(管野和恵) 収蔵庫にどうにか空きスペースを作ろうと箱や棚を点検していて、筒状の画仙紙の束が目に留まりました。板碑や句碑・歌碑・記念碑など、まくり(表装していない状態)の拓本でした(写真1)。平成10年代から20年代にかけて、博物館 […]