2024年10月3日 / 最終更新日 : 2024年10月3日 uehiro-admin-main コラム 文書(アーカイブ)史料によるモンゴル遊牧民社会の歴史的研究(岡洋樹) モンゴル史、あるいは広く北アジア遊牧民史の分野で文書史料が利用できるようになるのは、17世紀以後のことです。遊牧民の歴史というと、当事者が残した文献資料が極めて少なく、いきおい隣接する定着文明が残した間接的な情報の記録に […]
2024年9月24日 / 最終更新日 : 2024年9月24日 uehiro-admin-main コラム コラム:政宗青年期の居城「岩出山城跡」の調査について(佐藤優) 岩出山城跡は、江合川やその支流によって浸食された標高約107mの丘陵上に立地します。本城跡は中世期に大崎氏重臣の氏家氏が代々の居城にした山城で、「岩手沢城」と呼ばれていました。天正19年(1591)の奥州再仕置により伊達 […]
2024年9月4日 / 最終更新日 : 2024年9月4日 uehiro-admin-main コラム コラム:江戸時代の手紙はどのようにして届けられたのか その2-宿継御判紙とは-(菊地優子) 2020年5月25日に同タイトルでコラムを投稿させていただいたところ、思わぬ反響をいただきました。前回は紙幅の関係もあり、内容は唐突で紋切型だったように思います。今回、改めてこのテーマで抱いた問題点と新発見を整理してみま […]
2024年8月22日 / 最終更新日 : 2024年9月4日 uehiro-admin-main コラム コラム:安房から江戸に進出した商人-仙台商人との関わり-(宮坂新) 現在の千葉県館山市館山にあたる安房国館山町には、慶長19年(1614)まで、里見氏の居城である館山城が置かれていました。館山城は、里見義康・忠義の2代にわたって居城とされましたが、忠義の転封により、廃城となっています。義 […]
2024年8月8日 / 最終更新日 : 2024年9月4日 uehiro-admin-main コラム コラム:白石古文書サークル -継続は力なり-(小關八郎) 「最初は何が書いてあるのか、わからなかった。しかし、勉強を続けていると文章の意味がわかり、だんだんと面白くなってきた」――これは「白石古文書サークル」に学ぶ会員たちから聞かれるほぼ共通した声ではないかと思います。 201 […]
2024年8月1日 / 最終更新日 : 2024年9月4日 uehiro-admin-main コラム コラム:郷士のプライド ―須賀川市相楽家文書調査から―(荒武賢一朗) 令和元年(2019)から福島県須賀川市の歴史資料調査に携わっています。須賀川市立博物館・須賀川市文化交流部文化振興課のみなさんとともに、この5年間で多くの古文書に触れる機会をいただきました。詳しい実態の解明は道半ばですが […]
2024年7月29日 / 最終更新日 : 2024年9月4日 uehiro-admin-main コラム コラム:木地師の「偽」文書(斎藤一) 私は今年2月に『近世林野所有論』(岩田書院)という著書を出しましたが、その中で「木地師」について一章を割いています。木地師に関心を持った理由は、彼らがかつて全国の山(特に七合目以上)の林野を自由に使えたという伝承を持っ […]
2024年7月4日 / 最終更新日 : 2024年9月4日 uehiro-admin-main コラム コラム:史料の中の地域性―「差支」る「差湊」―(根本みなみ) 古文書を見ていると、地域独特の読み方や表現があることがあります。私が専門としている萩藩では、「峠」を「たお」と読むのは有名ですが、研究をする上で非常に困ってしまう言葉に「差湊」という言葉があります。これは「さしつどう」 […]
2024年6月22日 / 最終更新日 : 2024年7月24日 uehiro-admin-main コラム コラム:特別展「海に入るまで濁らざりけり-『母なる川』最上川-」について(小嶋康広) 山形県の「母なる川」最上川は、山形県の中央部を流れて酒田から日本海に注ぐ、1つの県のみを流域とする川としては国内で最も長い川です。今から約100年前の大正14年(1925)、皇太子時代の昭和天皇が最上川の情景を詠まれた […]
2024年6月6日 / 最終更新日 : 2024年6月6日 uehiro-admin-main コラム 英語版ページにコラムを掲載しました。 英語版ページ「Topics」に、李宥霆さん(国立台湾大学)のコラムを掲載いたしました。 Japan in Worldwide Speculation on China 閲覧はこちらから https://uehiro-to […]