2023年2月24日 / 最終更新日 : 2023年2月24日 uehiro-admin-main コラム コラム:『吾妻鏡』に見える須賀川の歴史(渡辺哲也) 鎌倉時代から戦国時代まで、須賀川市を含む岩瀬郡は、二階堂氏が支配していました。昨年、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放映され、「13人の合議制」のメンバーの一人に、二階堂氏の祖とされる行政(ゆきまさ)が加わっていたこ […]
2023年1月10日 / 最終更新日 : 2023年1月10日 uehiro-admin-main コラム コラム:「女房の名前」―高人数帳から女性の歴史を読む―(菊地優子) 「玉造郡下野目村肝入千葉家文書」(大崎市指定文化財)中の「高人数改帳」から、写真(①~④)の一家を例にとって、家族、特に女性の歴史に注目して読んでみました。 ①文政12年(1829)砂田屋敷御山守伝太郎の家族構成です。妻 […]
2022年12月26日 / 最終更新日 : 2023年2月3日 uehiro-admin-main コラム コラム:「江戸時代の遺産」と街の近代化(酒井一輔) 2024年から新1万円札の顔となる渋沢栄一。「日本資本主義の父」と呼ばれる彼の業績は、大河ドラマなどを通じて世間一般に広く知られるようになっています。しかし、そんな彼の輝かしい経歴の数々のなかで、明治7年(1874)11 […]
2022年11月24日 / 最終更新日 : 2023年1月12日 uehiro-admin-main コラム コラム:大河原町、石碑から見える消えた小字名(遠藤慎一) 伊達治家記録の中に、仙台伊達家第4代綱村公(万治2・1659年生まれ、享保4・1719年没)が参勤交代帰城の折、大河原宿に連泊し近所の「泉崎」に癒しのために散歩したという記録があります。 伊達治家記録の綱村公の項を全て調 […]
2022年11月10日 / 最終更新日 : 2022年11月11日 uehiro-admin-main コラム コラム:仙台藩の兌換紙幣と近江商人(ジョン・ダミコ) 安政3年(1856)、仙台藩では新たな貨幣が誕生しました。「改正手形」と呼ばれ、近江商人の中井源左衛門家により発行された兌換紙幣(いわゆる藩札)でした。中井家は、明和6年(1769)に中井新三郎という名義で大町一丁目にて […]
2022年10月28日 / 最終更新日 : 2022年10月28日 uehiro-admin-main コラム コラム:戦前日本最大規模の鐘淵紡績会社の新資料が長野県上田市中丸子で見つかる(結城武延) 2019年に経営史、いや日本経営史、あるいは繊維産業史にとって非常に重要な資料調査がある研究グループによって開始されました(写真1)。かつて長野県上田市にあった鐘淵紡績会社(以下、鐘紡)の丸子工場に関する資料群が段ボール […]
2022年9月29日 / 最終更新日 : 2022年9月29日 uehiro-admin-main コラム コラム:仙台藩主の御成―地域の記録と記憶―(野本禎司) 部門が主催している川北古文書学習会にて、仙台藩重臣の大條(おおえだ)家文書(山元町歴史民俗資料館所蔵)を参加している学生と読み進めています。テキストには、享保15年(1730)7月26日「坂本御成に付而諸御留」(3-18 […]
2022年9月8日 / 最終更新日 : 2022年9月26日 uehiro-admin-main コラム コラム:土地台帳のインデックス(竹原万雄) 古文書整理をしていると、文字情報もさることながら、その形態にも興味をひかれます。今回は、「山形市村木沢文書」(村木沢コミュニティーセンター収蔵)を整理していた際に見つけた古文書をご紹介します。 【写真1】の横長の帳簿は、 […]
2022年8月25日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:『鹿島台町史』を繙きながら大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を楽しむ(佐々木光秋) 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映を楽しみにしています。その内容に触発され、「鎌倉殿」が中世東北の歴史へ及ぼした影響について、長年住み暮らしてきた大崎市鹿島台の地域史のなかで紹介したいと思います。 少し時代が遡りますが、 […]
2022年8月4日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:知られざる地誌と資料の継承(鈴木淳世) 部門では仙台伊達家の家臣・加美町塩澤家文書の調査を行っており、目録作成を進めていますが、その際、ある書物に目が引き付けられました。それは、仙台藩領陸奥国気仙郡高田村(現岩手県陸前高田市)出身の医師・相原友直(1703~1 […]