2023年9月7日 / 最終更新日 : 2023年9月7日 uehiro-admin-main コラム コラム:犬と猫を祀る場所(阿部さやか) 犬と猫といえば現代ではペット代表のような動物ですが、実は近世以前から彼らを鎮守として祀る地域があります。場所は山形県高畠町の高安地区。一つの集落の中に、犬を祀る「犬の宮」、猫を祀る「猫の宮」がそれぞれ建立されています。 […]
2023年8月31日 / 最終更新日 : 2023年8月31日 uehiro-admin-main コラム コラム:「丸吉皆川家日誌」の公刊―仙台藩領の商家当主が見つめた江戸時代(佐藤大介) 今回は、江戸時代には仙台藩領であった、磐井郡藤沢本郷(岩手県一関市・かつての藤沢町)の有力商家・丸吉(まるきち)皆川(みなかわ)家の当主が記した日誌について紹介します。 丸吉皆川家は、江戸時代の後期には、「東山」と称 […]
2023年8月8日 / 最終更新日 : 2023年8月21日 uehiro-admin-main コラム コラム:毛利コレクションの埴輪と杉山寿栄男(泉田邦彦) 石巻市博物館には「毛利コレクション」と呼ばれる、石巻市住吉町在住の故毛利総七郎が集めた10万点を超える資料群があります。このうち考古資料群は、明治末年から昭和初期にかけて、毛利と畏友遠藤源七が石巻周辺の遺跡の発掘調査を […]
2023年8月3日 / 最終更新日 : 2023年8月21日 uehiro-admin-main コラム コラム:古文書を学ぶと何があるのか?(吉田翔瑛) 私が参加している「川北古文書学習会」は古文書の崩し字を解読していくものになります。私が何かの折に古文書学習会のことを友人らに話すとよく聞かれることがあります。「何が楽しいの?何ができるようになるの?」と。実際、どのよう […]
2023年7月11日 / 最終更新日 : 2023年8月3日 uehiro-admin-main コラム コラム:ひらけば始まる 何かが見つかる 山形大学附属博物館古文書史料目録(押野美雪) 「すぐ出納できる、すぐ閲覧できるがウチの売りだから」と前任者から引継ぎを受けて約8年、山形大学附属博物館で古文書の出納を担当してきました。 当館は本学地域教育文化学部の前身である山形師範学校にあった「郷土室」を元とし […]
2023年7月5日 / 最終更新日 : 2023年7月5日 uehiro-admin-main コラム コラム:浮世絵師・歌川広重が描いた松島(萬年香奈子) 日本三景の一つとして広く知られる松島は、古くから意匠として美術作品に取り入れられてきました。今回は数多く描かれた「松島図」の中から、歌川広重『六十余州名所図会』シリーズの「陸奥 松島風景富山眺望之略図」をご紹介します( […]
2023年6月29日 / 最終更新日 : 2023年6月30日 uehiro-admin-main コラム コラム:済生館病院創設者佐藤伊兵衛家の蔵座敷と人体模型(野口一雄) 佐藤伊兵衛家は東村山郡役所近く、山形県天童市五日町にありました。中興初代伊兵衛は貞享年間の卒と伝えられます。広かった屋敷は、今はありません。屋敷地は分けられ家屋が建てられましたが、一棟の土蔵(元蔵座敷)が佐藤家ゆかりの […]
2023年6月22日 / 最終更新日 : 2023年6月22日 uehiro-admin-main コラム コラム:弘前で日朝関係史を講じて(古川祐貴) 授業で日朝関係史を教えています。専門の近世を中心として、その前提となる中世にまで話が及びます。日朝関係史を扱ううえで、対馬の存在は欠かすことができません。対馬は日本と朝鮮半島との間に位置する離島で、出身ではありませんが […]
2023年6月1日 / 最終更新日 : 2023年6月22日 uehiro-admin-main コラム コラム:中里寺談義所はどこにあったか?(曽根原 理) 青森県北津軽郡の中泊町は2005年に、津軽半島の内陸部の中里町と、沿岸部の小泊村の合併により生まれました。しかし間に旧市浦村(現在は五所川原市の一部)を挟み、互いに飛地のような関係にも表れている通り、中里と小泊は互いに […]
2023年5月11日 / 最終更新日 : 2023年6月1日 uehiro-admin-main コラム コラム:『史学科の比較史』に寄せて(柳原敏昭) いささか旧聞に属しますが、昨年(2022年)5月、小澤実・佐藤雄基編『史学科の比較史』(勉誠出版)という研究書が出版されました。コンセプトは「帝国大学、植民地・外地の大学、官立大学、私立大学より13の特筆すべき大学・機 […]