2023年6月22日 / 最終更新日 : 2023年6月22日 uehiro-admin-main コラム コラム:弘前で日朝関係史を講じて(古川祐貴) 授業で日朝関係史を教えています。専門の近世を中心として、その前提となる中世にまで話が及びます。日朝関係史を扱ううえで、対馬の存在は欠かすことができません。対馬は日本と朝鮮半島との間に位置する離島で、出身ではありませんが […]
2023年6月1日 / 最終更新日 : 2023年6月22日 uehiro-admin-main コラム コラム:中里寺談義所はどこにあったか?(曽根原 理) 青森県北津軽郡の中泊町は2005年に、津軽半島の内陸部の中里町と、沿岸部の小泊村の合併により生まれました。しかし間に旧市浦村(現在は五所川原市の一部)を挟み、互いに飛地のような関係にも表れている通り、中里と小泊は互いに […]
2023年5月11日 / 最終更新日 : 2023年6月1日 uehiro-admin-main コラム コラム:『史学科の比較史』に寄せて(柳原敏昭) いささか旧聞に属しますが、昨年(2022年)5月、小澤実・佐藤雄基編『史学科の比較史』(勉誠出版)という研究書が出版されました。コンセプトは「帝国大学、植民地・外地の大学、官立大学、私立大学より13の特筆すべき大学・機 […]
2023年4月27日 / 最終更新日 : 2023年4月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:虫好きではないが虫嫌いでもない(竹内幸恵) 古文書撮影やクリーニング作業などの最中、虫を時々見かけますが、その中には、いわゆる「害虫」の部類に入る虫もいます。私は好きではありませんが嫌いでもありません。 ある筋で、まことしやかに囁かれる「虫好きの竹内」というウワサ […]
2023年3月30日 / 最終更新日 : 2023年6月1日 uehiro-admin-main コラム コラム:東北大学考古学研究室所蔵 多賀城廃寺出土塑像片の調査(堀裕) 思わぬ機会に、東北大学考古学研究室の収蔵庫に入ることができたのは、2017年のことだったと記憶します。視線を右左へと送りながら庫内を巡り歩いていると、年代物の木箱と、その中にビニール袋に小分けされた土塊に目がとまりました […]
2023年3月23日 / 最終更新日 : 2023年3月23日 uehiro-admin-main コラム コラム:藩校養賢堂の音楽教育(J.F.モリス) 最盛期の仙台藩校養賢堂には、12の学科があったとされます。漢学、国学、書学、算法(和算)、礼方、兵学、蘭学、洋学(ロシア語、英語)、剣術、槍術、柔術、楽でした(大藤修『仙台藩の学問と教育―江戸時代における仙台の学都化』国 […]
2023年2月24日 / 最終更新日 : 2023年2月24日 uehiro-admin-main コラム コラム:『吾妻鏡』に見える須賀川の歴史(渡辺哲也) 鎌倉時代から戦国時代まで、須賀川市を含む岩瀬郡は、二階堂氏が支配していました。昨年、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放映され、「13人の合議制」のメンバーの一人に、二階堂氏の祖とされる行政(ゆきまさ)が加わっていたこ […]
2023年1月10日 / 最終更新日 : 2023年1月10日 uehiro-admin-main コラム コラム:「女房の名前」―高人数帳から女性の歴史を読む―(菊地優子) 「玉造郡下野目村肝入千葉家文書」(大崎市指定文化財)中の「高人数改帳」から、写真(①~④)の一家を例にとって、家族、特に女性の歴史に注目して読んでみました。 ①文政12年(1829)砂田屋敷御山守伝太郎の家族構成です。妻 […]
2022年12月26日 / 最終更新日 : 2023年2月3日 uehiro-admin-main コラム コラム:「江戸時代の遺産」と街の近代化(酒井一輔) 2024年から新1万円札の顔となる渋沢栄一。「日本資本主義の父」と呼ばれる彼の業績は、大河ドラマなどを通じて世間一般に広く知られるようになっています。しかし、そんな彼の輝かしい経歴の数々のなかで、明治7年(1874)11 […]
2022年11月24日 / 最終更新日 : 2023年1月12日 uehiro-admin-main コラム コラム:大河原町、石碑から見える消えた小字名(遠藤慎一) 伊達治家記録の中に、仙台伊達家第4代綱村公(万治2・1659年生まれ、享保4・1719年没)が参勤交代帰城の折、大河原宿に連泊し近所の「泉崎」に癒しのために散歩したという記録があります。 伊達治家記録の綱村公の項を全て調 […]