2022年11月10日 / 最終更新日 : 2022年11月11日 uehiro-admin-main コラム コラム:仙台藩の兌換紙幣と近江商人(ジョン・ダミコ) 安政3年(1856)、仙台藩では新たな貨幣が誕生しました。「改正手形」と呼ばれ、近江商人の中井源左衛門家により発行された兌換紙幣(いわゆる藩札)でした。中井家は、明和6年(1769)に中井新三郎という名義で大町一丁目にて […]
2022年10月28日 / 最終更新日 : 2022年10月28日 uehiro-admin-main コラム コラム:戦前日本最大規模の鐘淵紡績会社の新資料が長野県上田市中丸子で見つかる(結城武延) 2019年に経営史、いや日本経営史、あるいは繊維産業史にとって非常に重要な資料調査がある研究グループによって開始されました(写真1)。かつて長野県上田市にあった鐘淵紡績会社(以下、鐘紡)の丸子工場に関する資料群が段ボール […]
2022年9月29日 / 最終更新日 : 2022年9月29日 uehiro-admin-main コラム コラム:仙台藩主の御成―地域の記録と記憶―(野本禎司) 部門が主催している川北古文書学習会にて、仙台藩重臣の大條(おおえだ)家文書(山元町歴史民俗資料館所蔵)を参加している学生と読み進めています。テキストには、享保15年(1730)7月26日「坂本御成に付而諸御留」(3-18 […]
2022年9月8日 / 最終更新日 : 2022年9月26日 uehiro-admin-main コラム コラム:土地台帳のインデックス(竹原万雄) 古文書整理をしていると、文字情報もさることながら、その形態にも興味をひかれます。今回は、「山形市村木沢文書」(村木沢コミュニティーセンター収蔵)を整理していた際に見つけた古文書をご紹介します。 【写真1】の横長の帳簿は、 […]
2022年8月25日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:『鹿島台町史』を繙きながら大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を楽しむ(佐々木光秋) 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映を楽しみにしています。その内容に触発され、「鎌倉殿」が中世東北の歴史へ及ぼした影響について、長年住み暮らしてきた大崎市鹿島台の地域史のなかで紹介したいと思います。 少し時代が遡りますが、 […]
2022年8月4日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:知られざる地誌と資料の継承(鈴木淳世) 部門では仙台伊達家の家臣・加美町塩澤家文書の調査を行っており、目録作成を進めていますが、その際、ある書物に目が引き付けられました。それは、仙台藩領陸奥国気仙郡高田村(現岩手県陸前高田市)出身の医師・相原友直(1703~1 […]
2022年7月28日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:徴兵逃れに見る国民意識(山内励) ウクライナ戦争が5ヵ月に及び、国家間の戦争に多くの兵士や国民の命が犠牲になっています。そして、それを目の当たりにした世界の国々では、国防や軍事力強化を叫ぶ人々も出ています。 日本が近代的軍隊の創設をめざして徴兵令を公布し […]
2022年7月21日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:江戸時代の村落を知る ~須賀川市桑名家文書「御用留」~(荒武賢一朗) 先月末、本サイトに「上廣歴史資料学研究部門デジタルコレクション」を開設しました。 https://uehiro-tohoku.net/works/2022/4134.html そのうち、今回は須賀川市立博物館所蔵桑名家文 […]
2022年7月7日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:古代・中世移行期の「寺社騒乱」(顧婕) 日本の古代から中世へと移行していく過程において、世の中に悪党などの集団が現れてきました。これらの集団は様々な騒乱や紛争を起し、社会に甚大な影響を与えました。その一つに、権門寺社による騒乱が挙げられます。その騒乱をまとめて […]
2022年6月30日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:「小野家文書一式」が町指定文化財登録に登録されました(髙橋義行) 利府町の古文書研究のみならず歴史研究を進めるうえで、とても嬉しいことがありました。令和4年3月30日、利府町教育委員会所蔵の「小野家文書一式」が利府町指定有形文化財に指定されました。これまで本町においては、考古資料(土器 […]