2020年8月27日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:「優雅で古風な舞」~薬莱神社三輪流神楽~(吉田桂) 宮城県内には167もの神楽団体があり、特徴や流派などによってグループ分けされています。加美町の「県指定無形民俗文化財 薬莱神社三輪流神楽(やくらいじんじゃみわりゅうかぐら)」は、県内に4団体しか存在しない「異伝の法印神楽 […]
2020年8月20日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:利府町の歴史資料保存と活用 ―小学校の歴史を中心に―(谷野俊平) 利府町教育委員会では、平成29年度と30年度に利府町郷土資料館で「明治・大正時代の利府」をテーマにミニ企画展を行いました。その際、上廣歴史資料学研究部門の荒武先生のご協力のもと、当時の公文書や新聞記事の調査をして、利府小 […]
2020年8月11日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:白石市斎川・馬牛沼の鯉捕り―『白石実業新報』の翻刻作業から―(阿部さやか) 白石市斎川地区に馬牛沼(ばぎゅうぬま)という周囲2kmほどの沼があります。明治30年(1897)ごろから鯉の養殖が行われ、秋には水抜き(沼乾し:ぬまぼし)をして、鯉捕りのイベントが開催されていました。『白石実業新報』(明 […]
2020年7月30日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:山形城内で騎乗した家臣―家譜の記述から(藤方博之) 譜代大名の堀田家(正俊系)が出羽山形藩(10万石)を治めていた期間(1685~1686,1700~1746)のできごとを取りあげます。史料として利用するのは、「保受録」(堀田家文書)という家臣の家譜をまとめたものです。あ […]
2020年7月13日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:地域文人発掘ツールとしての「狂歌」(高橋章則) 19世紀の日本には「狂歌」の作者たちが多く存在しました。伊達藩領も例外では無く、「千秋側」という全国組織を仙台を拠点として束ねた「千柳亭唐麿(一葉・綾彦)」こと仙台藩医錦織即休、その母「千錦堂百綾」を中心に「狂歌文化」が […]
2020年7月2日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:東北大学附属図書館所蔵仙台城下図の調査から(野本禎司) 東北大学附属図書館所蔵の仙台城下図の調査を進めております。その対象資料の一つに狩野文庫の「仙臺城下之圖」があり、ここで少し紹介したいと思います。本資料は軸装されており、本紙は縦約44.5㎝、横約60.5㎝の大きさです。部 […]
2020年6月22日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:登米地方の郷土史研究と高橋清治郎(高橋紘) 高橋清治郎(1869~1944)は登米郡南方村(登米市南方町)の郷土史家です。彼は、小学校教員を勤めながら地域の歴史資料の書写、青島貝塚(登米市南方町)などの発掘、民俗学研究を行っています。ほかにも『南方村誌』を著し、『 […]
2020年6月11日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:仙台藩領の感染症(平川新) 新型コロナウイルスは、世界中の人々を感染の恐怖に陥れました。ワクチンや治療法が開発されていませんので、今後の流行にも不安は高まるばかりです。感染症のパンデミック(世界的大流行)は、自然災害や戦争災害よりも広域的で、大量の […]
2020年6月1日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:文書目録を活用しましょう!―ウェブサイト「資料をさがす」―(荒武賢一朗) 「このテーマに関する古文書はないのか?」と思うことが多々あります。その際、大いに助けてくれるのは文書目録です。目録は作る人によって書式はさまざまですが、おおよそ①文書番号、②表題(キーワードになるような言葉・内容)、③作 […]
2020年5月25日 / 最終更新日 : 2022年9月27日 uehiro-admin-main コラム コラム:江戸時代の手紙はどのようにして届けられたのか ―宿継御判紙に見る近世の通信事情―(菊地優子) 明治4年(1871)に前島密は「身分や肩書に関係なく、誰もが平等に使える」近代郵便制度の基礎を確立し、来る2021年はそれから150年の記念の年だそうです。 古文書調査をすると、1軒の家から膨大な数の近世・近代の手紙が発 […]