開催報告:地域の史実に共感‼福島県須賀川市共同成果パネル展(大和田 守)
福島県須賀川市立博物館(以下当館)が2019年から上廣歴史資料学研究部門(以下部門)と共同で研究を進めてきた須賀川の古文書などの歴史資料保全活動、およびその考察をおこなった2024年度分までの研究成果をまとめ、2025年12月17日から2026年1月30日まで、須賀川市役所を会場にパネル展を開催いたしました。
◇会場 須賀川市役所1階エントランスホール『みんなのスクエア』
パネル 9枚のボードに20のテーマを掲示(観覧無料)

【写真1】会場風景①
【写真2】会場風景②
【写真3】会場風景③
【写真4】会場風景④
これまでの博物館企画展・テーマ展と同じく、須賀川市民のみなさんに新たな歴史的発見を紹介することができました。展示内容は、部門発行のニューズレター「史の杜」・別冊「史の杜」から、これまでの共同研究で明らかとなった江戸時代における須賀川の人びとの暮らしぶりや、当地の特徴を抽出し、部門ホームページに掲載された活動報告、そして部門教員と当館学芸員のコラムを交えつつ、部門の活動紹介もおこないました。記事の多くは、現在の須賀川市域で活躍した郷士、庄屋や名主が後世に伝えた古文書の解析をわかりやすく紹介しており、身近にあった地元の歩みを観覧者は熱心に御覧になっていました。
当館は今般、市の行財政改革・集中改革プランにおいて存在意義が問われており、「文化のまち」「自治のまち」を標榜する須賀川市において、今回のパネル展を館外の施設で開催し、私たちの活動内容がよりいっそう認識されるよう実施いたしました。市民と博物館が協働して歴史資料の情報を共有し、共学し、共感し、共伝できる一助となったと考えています。また、展示後は当館のホームぺージでも展示資料を公開する予定ですので、そちらでも御覧ください。
須賀川市域における共同調査および研究を推進いただきました荒武賢一朗教授をはじめ関係各位に感謝を申し上げます。今後も引き続き歴史資料の研究に取り組んでまいります。(須賀川市立博物館長)
関連URL
・須賀川市立博物館 施設案内
https://www.city.sukagawa.fukushima.jp/bunka_sports/bunka_geijyutsu/hakubutsukan/1004440.html
・須賀川市立博物館 市内古文書の調査
https://www.city.sukagawa.fukushima.jp/bunka_sports/bunka_geijyutsu/hakubutsukan/1015772/1015773.html
・本ウェブサイト コラム:松平定信の嫁取政策(渡辺哲也)
https://uehiro-tohoku.net/works/2025/10321.html
・本ウェブサイト コラム:郷士のプライド(荒武賢一朗)
https://uehiro-tohoku.net/works/2024/8081.html


