部門共同研究第4班「東北の自由民権運動」の成果が刊行されました。

20144月に友田助教を主幹として発足した部門共同研究第4班「東北の自由民権運動」ですが、以来、シンポジウムおよび数度の研究会を経て、このほど(20172月)に成果論文集『東北の近代と自由民権―「白河以北」を越えて―』を日本経済評論社から刊行することができました(詳しい内容につきましては「紹介」欄をご覧ください)。
執筆者一同は今回の論文集を、集大成ではなく、東北の近代史研究の活性化、ひいては自由民権運動の再興のきっかけと位置づけています。執筆者がさらなる研鑽を積んでいくことはもとよりですが、これを機に東北の地に新たな潮流が生まれることを切望いたします。
なお、執筆者の一人・千葉昌弘先生が刊行直前の2017年1月17日にご逝去されました。本書をお見せできなかったのが返す返すも残念です。末筆ながら先生の御冥福を、執筆者一同、衷心よりお祈り申し上げます。

東北の近代と自由民権