部門スタッフの編著が刊行されました。

部門助教高橋の編著『旅と交流にみる近世社会』(清文堂出版)が刊行されました。本書は部門で取り組んできた共同研究「旅と交流にみる近世社会」の成果論文集です。今日の大衆文化の代表である旅の源流は近世(江戸時代)にあります。本共同研究では近世旅行史研究の深化をめざし、全国の近世史研究者が集って議論を重ねました。江戸時代には旅を媒介にどのような人と人との関係が結ばれたのか、そして当時なぜ旅が盛んに行われたのか、といった点にも思いをめぐらしながらお読みいただければ幸いです(具体的な構成は「紹介」欄をご覧下さい)。

『旅と交流にみる近世社会』表紙

『旅と交流にみる近世社会』表紙