利府町郷土資料館においてミニ企画展「明治・大正時代の利府」のギャラリートークをおこないました。

すでにお伝えしておりますように、利府町郷土資料館平成28年度ミニ企画展「明治・大正時代の利府」が開催されています。その展示解説として、監修者の荒武賢一朗(部門准教授)が410日(月)13時より同館にてギャラリートークをおこないました。当日は、利府町郷土史会の皆様や町民、町外の方々を含め38名のご参加を得ました。
解説のポイントとしては、新聞記事と公文書の関係や、利府で起こった火災および凶作の影響による人々の動きや行政の対応などが挙げられます。当時現場で取材をした新聞記者の詳しい記事、突如として一大事に見舞われた役場と小学校の事後対応など、歴史資料に書かれた事実をつなぎ合わせることでさまざまな社会的背景がわかります。いずれも歴史資料が大切に保管されてきたからこそ、100年以上経過した現在でも我々が当時の状況を知ることができ、そして後世に語り継ぐことが可能になったのです。
ミニ企画展は57日まで開催しています。引き続きよろしくお願いいたします。

利府町郷土資料館ギャラリートーク

利府町郷土資料館ギャラリートーク