東北大学東北アジア研究センターシンポジウム「上廣歴史資料学研究部門開設5周年記念 歴史資料学と地域史研究」を開催しました。

上廣歴史資料学研究部門の開設5周年を記念し、2017211日(土)・12日(日)の2日間、東北大学東北アジア研究センターシンポジウム「歴史資料学と地域史研究」を開催しました。初日となる11日は、「深化する歴史研究―最新の研究動向と未来への展望―」と題して、セッション1「歴史資料を切り拓く世界―幕末維新期の日本と世界」、セッション2「これからの歴史資料保全活動」をおこないました。幕末維新期の日本とヨーロッパ各国との関係をさまざまな資料から読み解いたセッション1、岩手・宮城・福島における歴史資料保全活動の現状と課題を取り上げたセッション2、いずれも部門で強く意識してきた調査・研究活動とも結びつき、白熱した議論ができました。12日は国内外からお招きした専門家の皆さんから記念講演をいただき、歴史資料学と地域史研究についてのパネルディスカッションを行いました。両日ともおよそ150名の来場者があり、歴史資料に関する注目の高さがうかがえます。当日、ご発表くださいました先生方、寒さ厳しいなか御出席いただきました皆様に厚く御礼を申し上げます。
私ども部門の諸活動にご理解をくださっている関係各位と5年間の成果を共有できたことに大きな喜びを感じております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

11日のセッションのようす

11日のセッションのようす

12日の記念講演のようす

12日の記念講演のようす

パネルディスカッションのようす

パネルディスカッションのようす