イギリス・ロンドン大学で研究発表をおこないました。

201575日、部門准教授の荒武賢一朗は、イギリスのロンドン大学・東洋アフリカ研究学院(School of Oriental and African StudiesSOAS, University of London)でおこなわれた国際シンポジウムShifting Perspectives on Media and Materials in Early Modern Japan (近世日本における画像と資料研究の可能性を考える、74日・5日開催)に出席しました。このシンポジウムはSOASで江戸時代の研究をされている先生方が企画し、その呼びかけに応じて日・英のほか各国の専門家が集いました。上記の全体テーマにあるように、今回の目的は近世日本の資料をもとに学際的な討議を実施することにあります。歴史・美術・文学・表象文化など、各分野の江戸時代分析を得意とする研究者によるセッションは大変珍しく、新しい研究の潮流を予感させます。荒武からは「くずし字解読の意義―各分野の研究をクロスさせる―」と題して、これまで経験した海外におけるくずし字ワークショップの成果や、多分野における歴史資料の情報共有などにつき研究発表をいたしました。普段直接お話することのない異分野の皆さんと交流を深めた経験は大きなもので、今後の研究活動にぜひ活用していきたいです。

ロンドン大学シンポジウムのメンバー

ロンドン大学シンポジウムのメンバー

ロンドン大学SOAS

ロンドン大学SOAS