白石市「第1回文化財講演会」で渡辺家文書調査の成果を発表しました。

2015627日(土)、白石市中央公民館視聴覚室で、平成27年度文化庁文化遺産を活かした地域活性化事業「第1回文化財講演会」(主催・白石市教育委員会、白石市文化財愛護友の会、白石市文化遺産活用推進委員会)が開催されました。今回の講演会は、部門で取り組んでいる歴史資料「白石市・渡辺家文書」の調査・研究がテーマとして取り上げられました。講演は、荒武賢一朗(部門准教授)「渡辺屋儀蔵と白石の商人たち」、清水翔太郎氏(東北大学大学院)「江戸時代後期における渡辺家の紙商」の2本で、いずれも現在おこなっている調査の内容を紹介するとともに、地域の歴史資料を守り、そして継承していく意義を述べました。白石市民の皆さんや白石市教育委員会とともに文化財の保護をこれからも推進していきたいと思います。

講演会の開催案内

講演会の開催案内

江戸の商人から渡辺屋儀蔵宛の書状

江戸の商人から渡辺屋儀蔵宛の書状