アメリカ・シカゴ大学で THE UNIVERSITY OF CHICAGO 2015 Reading Kuzushiji Workshop を開催しました。

昨年度に引き続き201561519日の5日間、シカゴ大学東アジア研究所と歴史学部主催の「THE UNIVERSITY OF CHICAGO 2015 Reading Kuzushiji Workshop(くずし字解読ワークショップ)」が開催されました。部門からは講師として荒武賢一朗准教授を派遣し、江戸時代の古文書解読についての講義を実施しました。参加者はシカゴ大学の教員・大学院生のほか、アメリカ各地の大学で日本研究をされている方々で合計14名の皆さんでした。1年前より日々勉強を重ねて飛躍的な実力アップを遂げた方、今回初めてくずし字の勉強を始めた方を含め、集中講義の成果を十分に感じることができました。専門分野は、思想史・女性史・美術史・仏教史・文学、そしてシカゴ大学で日本語を指導されている先生方など実に多彩な顔ぶれです。ワークショップ最終日にはシンポジウムがおこなわれ、古代仏教史や幕末維新期横浜の開港についての分析など重厚な成果が披露されました。今回も貴重な機会を与えてくださったスーザン・バーンズ氏(シカゴ大学准教授)をはじめ、関係者各位に厚く御礼を申し上げます。

講義風景

講義風景

シカゴ大学(図書館)

シカゴ大学(図書館)