ドイツ・ベルリン自由大学日本学研究所で「日本―ドイツくずし字ワークショップ」が開催されました。

201532日から6日、ドイツ・ベルリン自由大学日本学研究所で「日本―ドイツくずし字ワークショップ」が開催されました。部門から荒武賢一朗准教授が講師を務め、江戸時代から明治時代にかけての「くずし字」の基礎知識や、解読と研究の方法について授業をおこないました。参加者は、ベルリン自由大学の教員や大学院生の皆さんを中心に、ドイツ国内外から合計25名でした。古文書解読の講義とともに、皆さんそれぞれの研究テーマについても議論をおこない、ドイツにおける日本研究がハイレベルであると実感しました。その成果を含め、37日には国際シンポジウム「くずし字の学習と日本文化の理解・研究」があり、荒武「日記からみた幕末維新期の日本」のほか、美術・仏教・文化をテーマにした研究発表で、まさに日本文化の研究が深められたと思います。企画・運営をリードされたベルリン自由大学の皆様方に厚く御礼を申し上げます。

日本―ドイツくずし字ワークショップ

ベルリン自由大学ワークショップの様子(2015年3月3日)