宮城野区田子市民センターの事業に参画しています。

部門では、6月より宮城野区田子市民センターの事業「田子今昔物語」に参画しています。これは市民が主体となって地域の歴史を発見し、学び、今後の地域との関わり方を考えていく取り組みで、田子地区の加藤家文書の勉強会からスタートしました。加藤家文書とは、部門古文書講座の受講生からの連絡がきっかけで出会うことができ、今年の4月・5月に、部門の高橋と地元の「冠川地元学の会」のみなさんで古文書の撮影を行いました。点数は100点で、江戸時代後半~近代にかけての加藤家のあゆみに関する古文書のほか、仙台藩士中條家に関する江戸時代前半の古文書も含まれています。勉強会では、高橋が古文書・くずし字の読み方を教えつつ、加藤家文書を少しずつ読み進めています。市民が中心となって地域の歴史を掘り起こそうとするこうした試みを、今後もサポートしていきたいと思います。

加藤家文書

加藤家文書

古文書撮影のようす

古文書撮影のようす