アメリカ・シカゴ大学でTHE UNIVERSITY OF CHICAGO 2014 Reading Kuzushiji Workshop を開催しました。

201461620日、シカゴ大学東アジア研究所と歴史学部主催の「THE UNIVERSITY OF CHICAGO 2014 Reading Kuzushiji Workshop(くずし字解読ワークショップ)」がおこなわれました。部門から講師として荒武賢一朗准教授を派遣し、古文書解読についての授業を実施しました。参加者は、シカゴ大学の教員・大学院生のほか、アメリカ各地の大学で日本研究をされている方々、またオーストラリアやロシア、スイスから、合計14名の皆さんでした。出身国別では、日本、韓国、ニュージーランドの方々も含まれるので世界各地で日本の歴史・文化、そして古文書解読に関する注目が高まっていることがよくわかります。ワークショップ終了の翌日(621日)には、参加者を中心にミニシンポジウムがおこなわれ、中世瀬戸内海の海運、文学作品にみる江戸時代の社会状況など、興味深い研究発表が並びました。日本研究における国際交流をこれからも推進していきたいと思います。今回はスーザン・バーンズ氏(シカゴ大学准教授)の企画・運営によって盛会に終わりました。末筆ながらバーンズ先生はじめシカゴ大学の皆様方に厚く御礼を申し上げます。

くずし字解読ワークショップ

ワークショップの様子(2014年6月16日)

くずし字解読ワークショップ

シカゴ大学のキャンパス