着任のご挨拶(伴野文亮)
2026年4 月より東北アジア研究センター基礎研究部門日本・朝鮮半島研究分野に准教授として着任いたしました、伴野文亮と申します。本部門では、兼務教員という立場から、副部門長として運営と実務に携わって参ります。これまでに、東北大学大学院文学研究科助教や鹿児島大学法文学部附属「鹿児島の近現代」教育研究センター特任准教授を務めながら、日本列島各地の様々な地域歴史文化の研究に取り組んで参りました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
私の専門は日本近現代史で、とりわけ偉人顕彰や俳諧といった地域における文化実践の歴史的な意味について研究して参りました。具体的には、遠江国長上郡安間村(現在の静岡県浜松市)出身の実業家である金原明善(1832-1923)が生前から様々なメディアを介して「偉人」として顕彰された実態とその影響や、同じく遠江国出身の松島十湖(1849-1926)の俳諧ネットワークに着目して全国各地で活躍していた俳諧「旧派」の存在意義などを検討して参りました。また、鹿児島大学に勤務していた時には、学生とともに県内各地でフィールドワークを行い、沖永良部島に暮らす女性たちの戦争体験や日々の生活を記録化する実践などにも取り組みました。
今後も、自身の研究に継続して取り組みながら、地域の皆さまとともに東北地方の歴史文化を深掘りし、次世代に継承していくために力を尽くして参ります。何卒よろしくお願い申し上げます。
