白石市文化財調査報告書第49集『渡辺家文書Ⅰ~現況目録1~』をPDFファイルで公開しています。

部門では、2013年度より白石市教育委員会と協力し、白石市渡辺家文書の調査と文書目録作成をおこなってきました。渡辺家は屋号を「渡辺屋(渡部屋とも)」と称し、江戸時代から白石の城下町において活躍した商家です。その繁栄を示すがごとく、同家に伝来した古文書も膨大にありますが、調査の進展によって少しずつ内容が明らかになってきました。
その成果として、このたび白石市文化財調査報告書第49集『渡辺家文書Ⅰ~現況目録1~』(20162月刊行、白石市教育委員会)を出版することができました。しかし、非売品であることと、印刷部数が限られているため、関心をお持ちになる皆さんの目になかなか届かない状況です。
そこで、このたび発行元である白石市教育委員会のご依頼を受けて、本ホームページにて報告書の全文をPDFファイルで公開し、多くの方々に御覧いただこうと思います。江戸時代から明治時代にかけての地域史、商業史、あるいは白石の歴史に興味をお持ちの皆様にご活用いただければ幸いです。

→PDF:渡辺家文書Ⅰ