第1回みちのく歴史講座が終了しました(荒武賢一朗)

2019年3月22日(金)の午後、東北大学川内北キャンパスで「第1回みちのく歴史講座」を開催しました。この講座は、東北大学東北アジア研究センター主催の春季古文書講座・秋季古文書歴史講座の関連企画として立ち上げ、「みちのく(東北地方)」の歴史・文化について深く勉強してみようという目的で始めました。
記念すべき第1回の講師にお迎えしたのは高橋美貴先生(東京農工大学教授)で、「山林資源と仙台藩―18世紀前半の史料から見る仙台藩の御林―」と題してお話しをいただきました。高橋先生のご講演は、現在も東北地方で広がる緑ゆたかな山々を、地域の人々がどのように利用していたのか、そして資源と産業の関係など、時代や分野を超えてさまざまなテーマに波及する内容が大変魅力的でした。当日ご来場くださった方は合計155名にのぼり、講師への質問も大いに盛り上がり、出席者各位の豊富な経験や知識、さらなる学習意欲を改めて認識した次第です。

「第1回みちのく歴史講座」 第1回みちのく歴史講座

「第1回みちのく歴史講座」のようす