白石市中央公民館「平成29年度白石市民大学<第2回>」を開催しました。
白石市中央公民館では、毎年「白石市民大学」(主催:白石市教育委員会、白石市中央公民館)が開講されています。これは、白石市民を対象に、郷土史・健康・環境などをテーマに文化性・教養性の高い授業が提供されるという主旨でおこなわれています。今年度の全5回のうち、第2回は7月18日に荒武賢一朗(部門准教授)の「渡辺家文書からみた幕末維新期の白石」が実施され、53名の皆さんが出席されました(第2回のみ部門も主催に加わる)。このなかでは、部門と白石市教育委員会が共同で進めている白石市渡辺家文書の調査から新たに発見された史実や、幕末維新期の白石がどのような状況にあったのかを古文書から読み解き、改めて地域史料の持つ重要性を紹介しています。白石市内には由緒ある史跡や名所がたくさんありますが、それらを古文書によってつなぎ、すばらしい文化を後世に伝えることが何よりも意義のある成果だと思います。
平成29年度白石市民大学<第2回>(2017年7月18日小野輝彦氏撮影)