古文書講座:白石市図書館創立100周年記念事業「初めての古文書講座(夜の部)」、「白石歴史おはなし会:「商人の町」白石と江戸時代」を開催しました。

宮城県下でも有数の伝統を持つ白石市図書館は今年で100周年を迎えました。その記念事業に部門も協力し、827日から1029日にかけての全5回(いずれも水曜日19:0020:30)で、「初めての古文書講座(夜の部)」を開講しました(会場:白石市図書館2階)。今回は、15名の皆さんと一緒に古文書解読の「イロハ」を学び、資料から読み取る歴史について講義をおこないました。
また、同じく100周年記念事業として、113日(祝)には歴史講演会「白石歴史おはなし会」がおこなわれました(主催:白石市図書館、後援:東北大学東北アジア研究センター)。全体テーマは「「商人の町」白石と江戸時代」で、部門からは荒武賢一朗准教授が「江戸時代の白石と商人の活動―渡辺家文書調査の紹介を兼ねて―」と題して講演をしました。白石の商人たちの足跡が、古文書調査を進めることで明らかになってきました。当日は、90名を超える出席者があり、とてもにぎやかなイベントでした。古文書講座、そして歴史講演会については、白石市図書館の皆様方に大変御世話になりました。記して謝意を表します。ありがとうございました。

古文書講座の様子

古文書講座の様子

白石歴史おはなし会

白石歴史おはなし会