大崎市岩出山で講演会を開催しました

121日、部門・「岩出山古文書を読む会」の主催、大崎市岩出山公民館との共催というかたちで、岩出山地域福祉センターのホールにて「講座:地域の歴史を学ぶ ◎岩出山Ⅱ―戦乱と地域史」が開催されました。今回は東北芸術工科大学芸術学部歴史遺産学科から准教授の佐藤健治先生をお招きし、「慶長出羽合戦と伊達政宗」と題してご講演いただきました。「東の関ヶ原」と言われる慶長5年(1600)の慶長出羽合戦において、伊達政宗が生き残りと勢力拡大をかけて、いかに行動したかを分析した興味深いお話でした。部門からは友田昌宏助教が「戊辰戦争とその影響―岩出山伊達家の場合―」と題して、明治4年(1871)にはじまる岩出山伊達家の北海道開拓移住について戊辰戦争の影響という視点を重視しながら検討を加えました。当日は132名の方がご参加くださり、会場は大盛況でした。そのため机が足らなくなり、一部の参加者の方にご迷惑をおかけする結果になりましたこと、ここにお詫び申し上げます。また、ご多忙のなか遠路お越しくださいました佐藤先生、今回も多大なるご協力を賜りました「岩出山古文書の会」の皆様、共催の岩出山公民館の担当の方々に御礼申し上げます。

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