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東北大学東北アジア研究センター Tohoku University Center for Northeast Asian Studies

今年度の活動Works this year

  • 白石市図書館、郷土を知る月間2018企画展「戊辰戦争と白石」が開催されます。                            今年は戊辰戦争から150年ということで、各地でイベントや講演会などがおこなわれています。宮城県白石市は、奥羽越列藩同盟を結成するきっかけとなった白石会議など戊辰戦争と関わりの深い町です。白石市図書館では、20181011日(木曜)から126日(木曜)に「郷土を知る月間2018企画展:戊辰戦争と白石」が開催されます。この展示は、およそ20点の図書館所蔵資料を紹介し、地域の歴史を明らかにしようとするものです。また、関連する書籍を実際に閲覧できるなど、図書館ならではの楽しみが待っています。ぜひご来館ください。

    【会場】白石市図書館2階ロビー
    989-0257宮城県白石市字亘理町37-1

    【開館時間・利用案内】
     白石市図書館ホームページ 
    http://www.city.shiroishi.miyagi.jp/soshiki/31
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    【主催】白石市図書館
    【展示協力】東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門       ⇒「戊辰戦争と白石」ポスター(PDF)              

                                                       
                                        
                                                                   
  • 2018年度東北大学夏季古文書講座を開講しました。                            2018820日(月)から24日(金)の5日間、「東北大学夏季古文書講座」を実施しました(【主催】歴史文化資料保全の大学共同利用機関ネットワーク・東北大学拠点 【企画】部門、講師:荒武賢一朗)。この講座は、学生・大学院生を対象に東北地方の歴史資料を調査・研究する人材の育成、今後の歴史資料保全やその活用を積極的におこなう環境作りを目的とした集中講義です。                             今回の受講生は学内・学外からの応募者4名(学生3・院生1)、東北大学日本語教育特別課程で学ぶ留学生3名(韓国・イスラエル・コロンビア出身各1)、特別参加の東北大学教員・研究員3名、合計10名でした。講義では初めて学ぶ学生にあわせた古文書の「イロハ」から始まり、江戸時代の東北地方(宮城、秋田、山形)に関する歴史資料を解読する学習をおこないました。最初は文字そのものが読めないという段階から徐々にくずし方の特徴をとらえ、最終的には文章の内容理解まで到達するという5日間でした。短期集中の講座は予習・復習で多くの時間をとられますが、指導する立場からその成果は目に見えてわかります(最終日には試験も実施)。                                       822日(水)には、受講生たちとともに宮城県白石市・柴田町の巡見に出かけました。白石市では、「ギャラリー アル・スィラージュ(古代オリエント:ランプの博物館)」や白石城を見学し、白石市教育委員会・白石市図書館において地域の歴史資料保全に関する活動や資料保管の様子などをご教示いただきました。また、柴田町の「しばたの郷土館<思源閣>」では企画展「炎の時代から見た戊辰の役」が開催中で、柴田町の歴史・民俗、さらには戊辰戦争の地域的特質を学ぶことができました。いずれも講座のテキストと関係が深い資料を閲覧でき、古文書解読と「本物の史跡・資料」を重ね合わせることができたと思います。地域で活動されている学芸員の皆さんから大きな学術的刺激を得たことも収穫でした。                              歴史資料を大切に守っていくことが私たちの使命でありますが、まずは資料に何が書いてあるのか、読んでみるとおもしろい、そして研究してみよう、という順序の第一歩として本講座があります。将来を担うみなさんにこれからも勉強を続けて欲しいと願っています。                 
                                    ギャラリー アル・スィラージュ(渡辺信男館長の展示解説)        
                                                       白石市図書館(櫻井和人氏から所蔵資料について指導を受ける)                    
                                                       
                                        
                                                                   
  • 白石市文化財調査報告書第56集『渡辺家文書Ⅲ~現況目録3~』をPDFファイルで公開しています。                            白石市教育委員会と共同で進めている白石市渡辺家文書の報告書(第3巻)を20183月に刊行いたしました。既刊分(第1巻・第2巻)と同じく白石市教育委員会の依頼を受けて、本ホームページにてPDFファイルを公開することになりました。本書は目録編と論考・解説編から構成されています。目録編には約2000点の情報を収載し、論考・解説編には渡辺家の概要や、戊辰戦争と白石などをテーマに紹介しています。多くの方々に御覧いただき、歴史資料にご関心を持っていただけることを願っております。                                    ⇒『渡辺家文書Ⅲ~現況目録3~』(PDF)                                                                
                                                       
                                        
                                                                   
  • 仙台市の秋保温泉で部門監修の古文書展示を行っています。                            81日より、来年の3月末まで、仙台市秋保温泉の老舗旅館「岩沼屋」で、部門監修の古文書展示が行われています。展示されているのは「会津御征伐ニ付御人数面附覚帳」など、今から150年前の慶応4年(1868)に始まった戊辰戦争に、秋保の「山立猟師」たちが従軍した記録です。山立猟師というのは、田畑を荒らす鳥獣を駆除するために鉄砲を所持することが許された百姓のことです。会津藩攻撃を命じられた仙台藩が同年4月に出兵した際、鉄砲を持っていた秋保の山立猟師にも従軍の命が下ったのでした。彼らは福島まで従軍し、兵糧の調達などに従事しました。小規模ながら、戦闘に巻き込まれたことも史料に記されています。戊辰戦争に参加した仙台藩農兵の戦地での実態がわかる、臨場感に満ちた貴重な記録です。                                   この古文書は、岩沼屋のご当主である橘家からの依頼を受け、部門で撮影や解読を行いました。展示に際しての解説などの監修は、高橋が担当しました。戊辰戦争150年の年にこうした古文書に巡り合え、感慨深い気持ちです。古文書のほか、当時のサーベルも展示されていますので、ぜひ実物をご覧になって、東北史のターニングポイントとなった時代に思いを馳せていただければと思います。                          岩沼屋の古文書展示                                                                         
                                                       
                                        
                                                                   
  • 2018年8月9日、公開セミナー「非母語話者への文語文教育を考える」を開催します。                            東北大学高度教養教育・学生支援機構言語・文化教育センター主催(部門共催)の公開セミナー「非母語話者への文語文教育を考える―日本研究のリテラシー養成に向けて―」を201889日(木)15時から、東北大学川内北キャンパス川北合同研究棟1101IEHEラウンジ)で開催します。このセミナーでは、海外の大学や留学生教育における古文・漢文・くずし字の方法論などについて議論をおこなう予定です。                                  詳しくは→ PDFファイル参照                                                            
                                                            
                                                       
                                        
                                                                   
  • アメリカ・シカゴ大学でTHE UNIVERSITY OF CHICAGO 2018 Reading Kuzushiji Workshopを開催しました。                            今年で5回目を迎えたシカゴ大学東アジア研究所主催のくずし字ワークショップが、2018611日から15日にかけて開催されました。部門からは講師として荒武賢一朗を派遣し、シカゴ大学やアメリカ各地の大学から参加された20名の受講者とともに江戸時代の古文書解読について学習しました。最初の3日間は初級者と上級者にクラスを分けて、初めて学ぶ人を対象にしたコース、高度な解読方法を習得するグループ、それぞれの目標にあわせた授業をおこないました。残り2日間は、部門で調査を進めている宮城県の古文書を中心に地域の歴史・文化がわかるテキストを並べ、受講者同士の議論を交えながら理解が深まったように思います。「古文書漬け」の5日間を終えて、16日にはシンポジウムがおこなわれ、荒武の基調講演「日本の古文書調査と活用―情報共有を考える―」をはじめ、さまざまな研究報告があり、分野を超えた意義深い討論も印象的でした。部門としては、引き続き国際的な研究ネットワークの構築に努めていく所存です。          
                   シカゴ大学(2018年6月14日撮影)                                                             
                                                            
                                                       
                                        
                                                                   
  • 利府町郷土資料館ミニ企画展「明治・大正時代の利府Ⅱ~史料からみる学校の歴史~」、ギャラリートークをおこないました                            2018428日(土)から624日(日)まで、利府町郷土資料館平成30年度ミニ企画展「明治・大正時代の利府Ⅱ~史料からみる学校の歴史~」が開催されました。毎年、利府町教育委員会生涯学習課と共同で実施しているミニ企画展ですが、今回は利府町内の小学校で大切に保管されてきた学校日誌や学校沿革誌、さらには小学校をめぐる写真資料や新聞記事を紹介し、人々の学びの場を再現できるよう努めました。                                           期間中には535名の来館者に御覧いただき、515日に「大崎タイムス」、520日には「河北新報」で展示を紹介する記事が掲載されました。また、622日(金)にはギャラリートークを開催し、参加者の皆様に展示資料とその背景を詳しく解説しました。展示を見学された方々からは、小学校時代の思い出や校舎の風景、さらには今回の企画に対する感想などを書いていただき、さらなる「歴史の積み重ね」ができたようにも思います。                
                                                                                
                                                            
                                                       
                                        
                                                                   
  • 部門ニューズレター『史の杜』6号が完成しました                            このたび、部門ニューズレター『史の杜』第6号が完成しました。2017年度の活動を詳しく紹介しています。是非ご一読ください。                           ⇒『史の杜』6号(PDF)       
                                                            
                                                       
                                        
                                                                   
  • 2018年度夏季古文書講座【大学生および大学院生対象】の受講者を募集しています                            このたび、大学生および大学院生を対象にした夏季古文書講座を開催いたします。受講者のみなさんに江戸時代の古文書に関する知識や読み方を学んでいただき、歴史資料保全や地域史研究に関心を持っていただくための講座です。これから歴史学を勉強したい、あるいは歴史資料の解読方法を習得しようという方々に是非ご参加いただければと思います。                                   
    【主催】歴史文化資料保全の大学共同利用機関ネットワーク・東北大学拠点   【企画】東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門          詳しくは→PDFファイル参照                        
                                                            
                                                       
                                        
                                                                   
  • 利府町郷土資料館ミニ企画展「明治・大正時代の利府Ⅱ~史料からみる学校の歴史~」が開催中です                            2018428日(土)から624日(日)まで、利府町郷土資料館平成30年度ミニ企画展「明治・大正時代の利府Ⅱ~史料からみる学校の歴史~」が開催されています。この展示に部門から荒武賢一朗が監修者として参加し、同館所蔵の貴重な歴史資料や、利府町に関する新聞記事などを活用した成果を来館される皆様方にご紹介しています。また、期間中の622日(金)13:3014:30にはギャラリートークを開催し、荒武が展示解説と利府町における学校の歴史についてお話しをします。                                   今回の展示では、利府町内の小学校で大切に保管されてきた学校日誌や、各校の歴史をまとめた学校沿革誌を紹介し、人々の学びの場を再現する試みを目指しています。また、来館者の皆様には学校の思い出を書いていただくコーナーも設けていますので、どうぞお気軽に、そしてなつかしい記憶をたどるひとときをお過ごしいただければと思います。                         開館時間など、詳しくはポスターを御覧ください。
    会場:利府町郷土資料館 (〒981-0104宮城県宮城郡利府町中央2丁目11-1                       
                                                            
                                                       
                                        
                                                                   
  • 部門主催講演会「川崎の記憶~古文書からよみがえるふるさとの歴史~」を開催しました                            421日(土)、宮城県柴田郡川崎町の川崎町山村開発センターにて、講演会「川崎の記憶~古文書からよみがえるふるさとの歴史~」(宮城資料ネット後援)を開催しました。主催は部門・東北大学災害科学国際研究所・川崎町教育委員会、後援はNPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク・川崎町歴史友の会です。本講演会は、近年部門や宮城資料ネットが川崎町内で実施してきた古文書調査の成果である『川崎町の文化財12 古文書』(川崎町教育委員会、20183月)の刊行を記念して開催されました。講演は、災害科学国際研究所准教授蝦名裕一氏の「中津山藩から川崎伊達家へ~川崎伊達家文書の調査から~」と、部門助教高橋の「青根にひたる、青根に生きる~佐藤仁右衛門家文書にみえる温泉・湯治・飢饉~」です。                      
    蝦名氏の講演では、川崎伊達家初代当主伊達村詮(むらあき)の父村和(むらより)が藩主をつとめた中津山藩の立藩から終焉に至るまでが、詳しく解説されました。町内で進めらてきた川崎伊達家文書の調査についても紹介されました。    
    高橋の講演では、これまで川崎町歴史友の会の方々らと調査を進めてきた青根温泉佐藤仁右衛門家文書の概要を紹介すると共に、調査の成果報告として、佐藤家文書の中から郷土史や研究上で興味深い古文書を紹介しました。例えば、「青根山薬師堂温泉記」(享保5年〈1720〉)は、仙台藩5代藩主伊達吉村が著した温泉療養の指南書で、貝原益軒の養生論を参考に青根温泉の入浴法がこと細かく綴られています。現在とは異なる温泉に対する認識がうかがえるのはもちろんですが、当時の藩主の医学的教養がわかる点でも面白い史料です。また、宝暦~天保年間の青根周辺の状況を綴った「(諸用留)」には、天明飢饉の際に仙台藩から金銭と大麦が貸渡されていたこと、天保飢饉の際には藩からの支援が滞り、代わって地域住民有志が困窮者に米を提供していたことが記されています。官から民へと窮民救済機能が移行していたことが、1つの地域レベルで実態として明らかになります。このように、佐藤家文書は江戸時代の藩主から町・村の住民に至るまで、幅広い階層の人々の考えや暮らしを垣間見ることができる貴重な史料なのです。調査は一段落しましたが、今後も解読を続けていきたいと考えています。     
    当日は約100名の方々にご来場いただきました。厚く御礼申し上げます。これからも様々な形で古文書の魅力を広く発信していければと考えています。      講演会のようす                                     
                                                       
                                        
                                                                   
  • 学生向け古文書講座「古文書を読む会」のご案内。                            部門では、高橋が講師をつとめ、毎年東北大学内で学生向け古文書講座「古文書を読む会」を開講しています。本年度も4月より開講する予定です。全くの初級者を対象にした講座で、簡単なくずし字から読み始め、古文書の成り立ちや解読方法を少しずつ学んでいきます。学生で、興味のある方なら誰でも参加できます。授業ではありませんので、途中参加でも大丈夫です。「昔の日本語」の世界を体感しに、気軽に足を運んでみてください。                                
                                         

    <古文書を読む会>
    内容:江戸時代の古文書を輪読します(ゆっくり進めます)

    日時:第1回は4月26日(木)の13時~1430
       (以後毎週木曜日13時~1430分開催予定)
    場所:東北大学川内北キャンパス川北合同研究棟436教室
       (仙台市青葉区川内41/地下鉄川内駅下車)
    費用:無料(資料はこちらで用意します)
    対象:学部生でも大学院生でも、学生で興味のある人なら誰でもOK
    持ち物:筆記用具
    お問い合わせ:部門助教高橋陽一まで           

                                                       
                                        
                                                                   
                                                
                                                                                                                                         
                                                                                                                                                                                                  
                                                                                                                                                                                               
                                                                    
                                                                                                           

                                                                                                    
                                                                    
                                                                                                             
                                                       

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